ということで、各社油性色鉛筆・銀&金色と描き比べしてみました。
各社と言ってもこれだけですが…。
左から、
・ホルベイン アーチスト
・ファーバーカステル ポリクロモス
・ファーバーカステル アートグリップ
・カランダッシュ パブロ
・ベロール イーグルカラー(廃盤品ですがたまたま売られていた)
・サンフォード プリズマカラー
・コーリン No.770
全体的にいえるのは、銀よりも金は色が乗り辛いということ。それから、当たり前ですが色味の違いがはっきり出るのも金色ですね。
総合的に色味・色乗りでよかったのは、ホルベイン アーチスト。
ファーバーカステルは両方とも色が付きづらいものの、綺羅綺羅しさではダントツ。黒い紙にお星様やお月様を書くなら、ポリクロモスかなぁ。と何となく思いました。
カランダッシュのパブロは、ちょっと残念。特に金色。この値段でこのクオリティは…(ユーロ高だからある程度の価格は仕方ないですが)。他の色はともかく、金銀を狙って買うなら、私なら外すかなぁ…。
ベロールは廃盤なので評価無し。
サンフォード プリズマカラーは安心して描けます。さすがという感じ。金銀とも少しトーンが暗めなので、好みが分かれるかもしれません。(その意味で、私はホルベインに軍配を上げました)。
で、愛しの三角顔、コーリンNo.770は。これまでに上げた色鉛筆が「くっきり」描けるのに対し、「ふんわり優しい柔らかな」描き味。ぎちぎちと力を入れて塗る必要もなく、ほわん、ふんわりと色を乗せることができます。この感触はとっても特徴的。
金色や銀色は普段あまり使われることの少ない色だけど、それだけに各社特徴がよく出ているというか、その色に対する意気込みが見えるというか^-^; なかなか面白いですね。時間をかけて他メーカー品も集め、さらに比べてみようと思います。
※価格について※
割引のあるお店での購入価格を書き込んでいます。しかもレシートにブランド名が書いてあったりなかったりするので、取り違えているものもあるかもしれません。ということで、あまり参考にならないかもしれない。ということをあらかじめお詫び申し上げます。
べロール製品、よく残っていましたね。この前行った関東の某店には豪華版の色鉛筆セットが売れ残っていましたが、さすがに高価で購入は見送りました。
コーリンでは古い「アルバム用鉛筆」を所持していますがおそらく色鉛筆の金色・銀色の出始めのころのものと思います。
>Nikichiさん、
ベロールは、結構大きなホームセンターの文具コーナー(アイテム数は文具専門店に負けず劣らずの売り場です)に残ってました。他の色は全てサンフォード製品に入れ替わってたんですが、金と銀のみベロール製品が残っていて。あまり出る色じゃないからでしょうねぇ。ラッキーでした。
「アルバム用鉛筆」というのは、昔の黒い台紙に▼シールでもって写真を貼り付けてた時代に出たものですかね。黒い台紙に直接字を書き込めるとか…。