「超レア物!それともただの売れ残り!?日本文具マニアさん大賞!(前)」
2018.10.20追記
このエントリーの下の方で「私がお話ししている内容の中で一箇所致命的なミスがありました」と書きましたが、観るとその部分は放映されていませんでした。
が、何を間違えたかと言うと…旧コーリンの創業(創業時は赤木廣八商店)を本来なら大正5年と言うべきところを昭和5年と言ってしまった事です。ってことで、みなさん、旧コーリンは大正5年創業ということを覚えなくてもいいけど、へぇへぇへぇと思って下さったら幸いです。創業以前の赤木廣八氏の動向もある程度分かったので、いつか書ければと思っております。
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という特集の中で、日本文具マニアさんのうちのひとりとして出演させて頂く事になりました。(前)とあるように、今回の企画は前編・後編の2週連続での放映になるようです。私はここで書いてるようなことをぺらぺらしゃべっているだけなのですが、他の方のコレクションやお話しがとっても面白いのです!
https://www.tv-asahi.co.jp/tamoriclub/sphone/
夜遅くですが、お時間があって起きてるよーという方は是非ご覧ください。
関東地方の放映は、 2018年10月19日(金)深夜0時20分~深夜0時50分。(このエントリーを書いている今現在から4時間後くらいと急なアナウンスですいません(汗)。放映エリアによっては放映週が変わることもあるようです。お住まいの地域のTV欄でご確認いただけると幸いです。
※私がお話ししている内容の中で一箇所致命的なミスがありました。緊張すると駄目ですね。クレジットで訂正入れて頂くようにお願いはしてみましたが、反映されているかどうか不明です。放映後にミスの訂正をtwitterとここにて掲載させて頂きますね。
また、私のtwitterアカウントは普段は鍵をかけてあるのですが、しばらくの間OPENにしています。他愛もない日常のあれこれしか呟いていませんが何かご質問等あれば話しかけて見てください(このエントリーから一定期間過ぎるとまた鍵アカウントさんに戻ります)。 Kero556ツイッターアカウント
モリイチさんの『ここにしかない鉛筆展』でほんの少しだけですが鉛筆や資料などを展示させて頂きました。今更の投稿ですが忘れないように自分の為に^-^
ってフレームになってない!ので画像にしようと思ったのですが、画像のアップ方法すら忘れています。どうしよう;;
<iframe src=”https://www.facebook.com/plugins/post.php?href=https%3A%2F%2Fwww.facebook.com%2FJunkoTominaga.Kero556%2Fposts%2F1596941353705112&width=500″ width=”500″ height=”664″ style=”border:none;overflow:hidden” scrolling=”no” frameborder=”0″ allowTransparency=”true” allow=”encrypted-media”></iframe>
…仕方ないのでオフィスマガジンさんに掲載いただいたページをお借りします。
ほうほう、17年6月5日~30日開催だったようですね。いやぁ最近忘れっぽくなりました。 http://www.ofmaga.com/news.html?eid=01476
さて、前回の実験から3ヶ月。ついに第二弾実験の時がきました!
真面目な説明は前回のポストを参考にしていただくとしまして…。
今回は、ゆかいな仲間たちとワイワイと実験。
しかしそこはぬかりなく。コッピー鉛筆よりもさらに強力なヘクトペンシルも投下です。
下写真の一番上がヘクトペンシル。今回使用したのは三菱鉛筆製のもの。
金色のキャップが「他とは違うぜ」とでも言ってるよう。
以下、写真撮影は「カレーにラッシーさん」です。ありがとうございます。
場所は「古書カフェ・くしゃまんべ」さん。北区王子にあるいい感じのお店です。
そう言えば最初はコッピー鉛筆実験じゃなくて、鉛筆香道をする予定だったんです。
そちらも行ったのですが…うけがよかったのはこちらの実験だったのです(´・ω・`)
集まった皆さんにざっくりとコッピー鉛筆での印刷方法や前回の結果をお知らせして、
(写真の手は私のじゃないですーw)
さらに今回は、お一人ずつの寒天も用意し(写真中央の4つほど見えている小さい容器)…
あとはみなさんにお任せ!
他にもあれこれ作品は出来上がったのですが、写真はここまで。
理由は特に無く。アップロードが億劫になったという理由で。スイマセン。
やはり、コッピーよりはヘクトの方が染料多い分、まだマシにうつりますね。
本来は寒天ではなく、「こんにゃく印刷」と言われてたくらいですから蒟蒻を使った方がいいのかもしれません。
また、鉛筆自体が古いので鮮明にはうつらないのかもしれません。紙も専用のものがあったのかもしれないし…。
突き詰めていくといろんな課題がありはしますが、
正解を初めから知るのではなく(それだとつまらない)、こうやって試行錯誤しながらより良い印刷方法を見つけ、
みんなでコッピー鉛筆のことについて知ってもらう企画を立てれればなぁと思っている次第。
ではまた3ヶ月後くらいに!(えー?笑
皆さん、コッピー鉛筆というものをご存知ですか?
日本が開国し色々と社会が変わっていく中で筆記具も筆から色んな物へと変化していった。その中に鉛筆も含まれるわけですが、コッピー鉛筆は「書いてしばらく経つと消しゴムで消えなくなる」ものとして(顔料ではなく染料を使っているため)、ボールペン登場までの短い間ではあるものの日本中で使われていたものでした。万年筆、つけペンなどもありましたが、安価で手軽だったのがこのコッピー鉛筆。当時「赤鉛筆」と呼ばれていたものの中には、このコッピー鉛筆を指していることもあります。
で、そのコッピー鉛筆には単に筆記具だけとしての役割ではなく、「印刷用」の目的もあったのです。何しろ名前からして「コッピー(コピー)」ですからね。確か以前に「趣味の文房具」の中で赤青鉛筆さんがコッピー鉛筆について記事を書いていらっしゃいました(そういや最近連載見ない…)。鉛筆中毒展で関西でaltさん、赤青さんとご一緒になったときも赤青さんは「コッピー鉛筆で印刷もしていたらしい」と熱く語っていらっしゃいました。でも、一度も私はコッピー鉛筆で印刷ができるのかどうか見たことがないのです。どこかの博物館?かで夏休みのワークショップを開いたのは知ってましたが。残念なことに行けず。
前置きが長くなりました(笑)。ということで、「ホンマにコッピー鉛筆で印刷できるの?」を基礎知識全くゼロから手探りで実験したのが、先週日曜日の夜中。その模様をご報告です。始まり始まり~。
■用意したもの:
水、粉寒天、バット、コッピー鉛筆3種類(青・紫・赤)、カードタイプの紙(あまり水を吸わないタイプ)、左記と同サイズに切った半紙
■実験:
2.コッピー鉛筆で原版を作ります。
今回はカランダッシュ(50年前)、イタリアリラ(戦前)、北星(60年前)の三種類。適当に水を吸わなさそうな紙に書くだけ。印刷専用のコッピーは勿体無いので今回出番なし。
3.書いた面を下にして寒天の上に置きます。
暫く置くのですが、時間が時間なので、骨董市で掴まされた訳の分からない重りを乗せます。
よかった、ゴミの日に捨てないておいて…。
4.剥がしてみた。おお!なんかうつってる。反対だよ、当たり前だけど。
5.印刷用の紙をおきます。
今回は半紙を使用。あっという間に紙が水を吸っていくのが分かります。どっきどきー!
====只今乾かし中、しばしお待ちを====
7.乾いた!
一応、印刷できました。 が、判読はなかなかに困難。ピンクは予想通り全くだめ。青、紫は見れます。
紙がよくないのか、そもそもコッピー鉛筆が古すぎるのか、印刷専用のものではなかったからダメだったのか、寒天じゃなくてこんにゃく使ってたらしいとか、紙はどういうものがよいのか。ぐぐったら正解が出てくるのかもしれませんが、本件は何にも頼らず、実験に実験を重ねて自分なりの「コッピー鉛筆で印刷!」を追い求めていきたい所存。ということで、生暖かく見守っていてください^-^
次回は印刷専用の染料たっぷりなヘクトペンシル(コッピー鉛筆の一種)で実験します。1本あたりの単価が高いのよねぇ(泣)。勿体無いけど、削ってやってみます!
ちなみに、コーリン鉛筆もコッピー鉛筆を出していました。と、最後にコーリンに触れてみる(笑)
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