引越しの段ボールも全部片付けできておりませんが、新生・コーリン色鉛筆の出した『チーク材色鉛筆』を入手できたので、簡単にエントリー。副題は『ワイルドな色鉛筆(Kero556私見)』です。

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さて、ISOT2008ではさんざん皆さんにお勧めしておきながら、うっかり資料として頂戴し忘れていた・しかもオンラインショップでも買えないまま売り切れになってしまっていた(T-T)チーク材色鉛筆。やっとこさ、親切な方のおかげでget!久々だね、チーク君。
しかし、今回、ISOTでは思いもよらなかった問題が発覚!というか、当たり前なんですが…。
チーク材、硬いぜ!(笑)

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引越しの段ボールをまだ全部開封していない私。そしていつもならナイフで削るのに、面倒がってそのあたりで買ったお土産物の鉛筆削りで削ってみたら、引っかかる引っかかる。ガッガッガッガリッ!という音。手には引っ掛かる感触。
刃が悪いせいかなぁ?(ISOT2008のブース展示物を削ったときにはキチンと削れたんですよ。さすがドイツ製シャープナー)と思い、同じ鉛筆削りでインセンスシダーの鉛筆を削ってみると、シャクシャク小気味いい音でするする削れます。…チークってやっぱり普通の鉛筆用木材よりも硬いんですねぇ。当たり前だけど。

今度はOLFAのクラフトナイフで再チャレンジ。こちらだときちんと削れます…が、インセンやジェルトンと比べたら、格段に力が必要。ーク材の黒いところだと余計に。ちょっと気をつけながら削らなきゃいけません。(たぶん、黒い部分はさらに硬い)。削りカスもなんだか力強い感じがします。
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内側から染み出てくるワックス分で軸色や感触が変化していくのを楽しんでもらうため、軸はあえてラッカー塗装処理は行っていない(らしい)。チークは環孔材。インセンよりも「孔」が目立つ。それでいて無塗装だから、軸肌※も荒いです。
※こんな用語があるかどうかは不明。

このチーク材色鉛筆は、「工業製品」としての色鉛筆というよりも、「趣味的」な色鉛筆。「誰でも使える」色鉛筆というよりも、「使う人を選ぶ」「選ばれる」色鉛筆。というのが、改めて手にした時の感想です。じゃあ、どんな人を選ぶ・選ばれるのかってゆーと…ずばり「ワイルド」「男性」がキーワードとしてぱっと頭に浮かびます。いやいやいや、マテ、自分。可愛い女性が、んしょんしょ言いながらナイフで削るのもいいんじゃ? どっちかっていうと個人的にはその絵を見たい(笑)。…私は心の中に小さなおっさんを飼ってるんデス。


んで、肝心な描き心地はというと…。次回に続きます。


 

4 Responses to チーク材色鉛筆(1)/コーリン色鉛筆(COLLEEN)

  1. 松本麗香 より:

    おはようございます
    お引越しは ひと段落つかれましたでしょうか?
    チークの色鉛筆、かなり難モノのようですね
    硬いチークの軸と、柔らかい芯との硬度の違いが、
    ナイフの力の入れ加減を更に難しくしているようですね
    >ずばり「ワイルド」「男性」がキーワードとしてぱっと頭に浮かびます。
    ナイフできれいに削るのが難しそうなので、
    「テクニシャン」もキーワードに
    加えてください( ̄ー ̄)ニヤリ
     

  2. けふこ より:

    こんばんは
    無事、お引越しされたようで何よりです。
    コーリン鉛筆は行方不明にならないように、きちんと別に持って行かれたのに違いない♪(手荷物にするにはちょっと無理がありそうですけど)
    チーク色鉛筆は購入しましたが、まだ心に余裕がなくておろしていません。
    セットになって箱に入っている色鉛筆って、たいてい最初は削ってあるものなのに、チーク色鉛筆はまず削らないと始まらないんですね。
    木の力をまず味わってということでしょうか。
    でも、チークって刃物の手入れをしながら彫刻する木だったと思うので、これはうかつに手は出せないなと思っていました。
    元気になったら挑戦します。
    使用レポート楽しみにしています^^

  3. nikichi より:

    こんばんは・・・
    あれれ、ポチッとできてなかったのですね。
    私も買いましたが、削る勇気は出ないなぁ。
    北星の北海道製材時代の古い鉛筆を使い始めましたが、それもものすごく硬かったですよ。チークはそれ以上ですよね。
    下手なボンナイフだったら刃が外れて怪我しそうですね。
    木箱入りの豪華版も気になりますがしばらく焦燥作戦でしょうねコーリン色鉛筆さん。気になる商品の噂が色々出てるんですが。
    後半、微妙に男性目線を入れてる文章運びが秀逸ですな。

  4. Kero556 より:

    >麗香さん、
    ありがとうございます。だいぶん人の住む部屋らしくなってきました(笑)。
    そうですねぇ、このエントリーの段階だと確かにやや「気難しい奴め」って感じですね。でも手をかけると応えてくれる、気の好い子でもあります。
    >「テクニシャン」もキーワードに
    了解です(・∀・)
    >けふこさん、
    コーリン物を段ボールに詰めたら、大10箱+収まりきらない鉛筆削り達で引っ越し荷物をさらに圧迫してくれました。他荷物とは違う種類の段ボールに入れ、さらに注意書きを書きまくり運んでくださる方を無意味に威嚇したおかげか(アートさん、ごめん)、全部無事に届いたです。
    >チークって刃物の手入れをしながら彫刻する木
    そうなんですよねぇ。
    そんな木で色鉛筆を作るコーリンタイランドもすごいですが、無邪気にわぁわぁはしゃぎながら削る私も私です(笑)。でも、これ、削ると妙にハイテンションになりますので、元気付けたいときにはお勧めかもです(`・ω・')
    >Nikichiさん、
    なかなかコレクション品って削れないですよねぇ。でもこれは今は品切れだけど、メーカーさんは生きているから、待てばまた追加が投入されるだろうと楽観的な気分で削ってみました。
    >北星の北海道製材時代の古い鉛筆
    何の木を使ってたんだろう。イチイかな。ハンノキですかね。それこそ私には削る勇気はありません…。

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