黒&蛍光鉛筆No.2850と同じ考え方の、コーリン鉛筆/黒&赤鉛筆です。というよりも、こちらの方が先にできていたようなので、No.2850の元となった鉛筆、と呼ぶほうがふさわしいかもしれません。
品番:705 硬度:黒芯はB 値段:-円(オマケ商品)
発売時期:? 木軸直径:7.0mm 芯直径:2.5mm
※素人計測なので若干のブレはご容赦ください。
これは、No.9800と並んで、コーリン鉛筆で代表的だったNo.686、それの「ハイ-プレゼントセール」でおまけについていた鉛筆です。しかしオマケの割りにはけっこう丁寧に作られたモノに見受けられます。単体でも販売されてた可能性は無いでしょうか。(ご存知の方、よければご教授ください)
▼ハイープレゼントの中身。120円で販売。
少なくとも顔の向きから25年前以上、社名の書体から見る限りでは、もっと前のものと思われます。
▼材質を生かし、黒鉛筆部分はラッカー仕上げで艶っつや(左)
トンボ鉛筆から数年前に黒赤鉛筆が発売されてちょっとした話題になりました。ご存知でしょうか?「文具で楽しいひととき」の中でトンボ鉛筆の黒赤鉛筆についてのエントリーがあります。(黒芯の太さのくだりは面白いのでご一読あれ)。
その中で、以下の一文がありました。
*黒と赤の2色鉛筆は30年ほど前に他社から販売されていたそうです。
ですので、厳密に言えば30年ぶりの復刻となります。
これってもしかして、コーリン鉛筆のNo.705のことを指しているのでは?と思ったり。違うかなぁ?違うかったらごめんなさい。
ちなみにこのコーリン鉛筆のNo.705は黒も赤も2.5mmほどで同じ太さです。トンボも赤黒同じ太さ。ただ、コーリン鉛筆の黒は硬度Bでトンボは硬度HB。色芯と同じ太さの黒芯を、B→HBにできたのが技術の進歩ってことなんでしょうかね(…30年もかかるものかしら?というのがちょっとした疑問)。こういうことを素人考えで書くと、芯作ってる方から笑われちゃかもしれませんがー><
■もっと情報が欲しい方へ(最近これを記載するのを忘れてました)
「コーリン鉛筆 黒赤鉛筆」のGoogle検索結果へ
こんにちは。
タイミングをかなり外してしまったコメントですいません。
黒赤鉛筆が他社から30年前にすでにあったという情報は、トンボさんからお聞きしまいした。
その時は、メーカー名まで確認しませんでしたが、今度機会がありましたら
お聞きしてみます。
このコーリンさんの黒赤鉛筆は、はじめて見ました。
>つちはしさん、
コメントありがとうございます。
>今度機会がありましたらお聞きしてみます
わ!わ!それはぜひお願いしますm(_゛_)m
コーリンだったらいいなーと思いつつ、
他社さんだとしても、それはそれで、日本の鉛筆史上、重要なことでしょうし。
…わくわくします♪
[…] 当時最新・最高の技術 それはずばり、黒芯と赤芯が同じ軸に収まっているということ。 古くから通常の鉛筆サイズでは黒赤鉛筆はあったのですが(No.705、No.700)、手帳用で黒芯&赤芯というのは、小さく細いだけに、さらに技が必要だったと思うわけです。素晴らしい技術です。その証拠に、特許番号らしきものが刻印されています。 下写真の真ん中。「PAT.461566」と。 手帳用鉛筆370/コーリン鉛筆(COLLEEN) […]