紐で1ダースを縛った鉛筆です。コーリン鉛筆の紐縛りタイプのものは他にもあるようなのですが私が今のところ所有しているのはこれだけです。
レトロなコーリン鉛筆
レトロなコーリン鉛筆

「紐でしばる」という形態がいつ頃の商品の特徴なのか、少し前にトンボ鉛筆さんに問合せたところ以下の回答が…

トンボ鉛筆企画情報グループの○○と申します。
今般ホームページよりお問合せいただきました件でご連絡申し上げます。
紐で縛られたえんぴつがいつ頃の製品特徴であるのか弊社内に資料が残っていないためはっきりしたことは言えませんが創業当初より戦前までの仕様だと言われています

簡単ではありますが以上をご回答とさせていただきたくお願いします。
今後ともトンボ製品をご愛顧いただきますようお願いいたします。

株式会社トンボ鉛筆 ○○

○○さん、ご回答ありがとうございました。

日本鉛筆工業協同組合サイトの「レトロな鉛筆」ページの中では、この形態は「
昭和20年代前半位まで作られていた鉛筆によくみられる」として、いくつかトンボ鉛筆のものが紹介されていました。

ということで、紐でしばる方法自体は、結構古い商品の特徴のようですね。

写真のコーリン鉛筆は、赤十字証やキセルなどと一緒に(!)ブリキ缶の中に長い間保管されていた模様で、状態は非常によいです。ただあまりに糸の劣化が少なく色も白いままなので、もしかすると古いものではなく、古い形態を模して後年に作られた可能性も無きにしもあらずか?と思ったり。

ちなみにこの商品は市販用のものではなく、朝日新聞へ収めていたものでした。
レトロなコーリン鉛筆

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