前回のエントリーで、『京都文具探訪』という本に紹介されていたコーリン鉛筆削りNo.6000。やっぱり家にありました!
レトロで、でも今でもかっこいい箱の中には、以下のものが収められています。
・本体
・本体といっしょに袋に入れられたタグ
・説明書
・検査カード
・机に固定するための金具←クリンプと言うんだそうです(by Nikichiさん)
さて、本の中にあった『…日本でおそらく初めての手動鉛筆削りと一品。…』との説明は真実なのか?とタグを読むと…。
「2.従来のものと異なり、刃が鉛筆と平行しないように取り付けてありますので、芯の部分を細長く削ることができます。(A.L式)」
※A.L式=アークライン式
とのこと。う~ん、残念。日本で初めての手動鉛筆削りではなく、日本で初めてのアークライン式鉛筆削り、のようでした。
中はどうなっとんじゃい!と分解してみたい気持に駆られましたが、怖くてできませんでした。なんか壊しちゃいそうで…。代わりと言っては何ですが、「クボタ文具店」さんが手動鉛筆削りの仕組みを図解しておられますので、そちらご参考ください。図解では鉛筆と刃が平行になっていないので、おそらくA.L式の説明じゃないかなーと思います。
で、本体はこんなかんじ。鋼鉄製だそうです。ずっしりとした重みが良いです。
と、このように美品のNo.6000なのですが、個人的には、使いこまれた感のある臙脂色のNo.3000が大いに気に入っております。
それにしても、鉛筆削り機で削ったあとの削りカスは、くるくるくるっとカールしてて、可愛いですよねぇ(うっとり)。
11月も後半、寒い風が吹くようになってきましたね。みなさまお体お気を付けを。
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2008.03.31(月)追記
最近、某オクでこのNo.6000をよく見かけます。臙脂や、台座が抹茶色で本体がライム色など、色バリもけっこうあった様子。むむ…欲しい。
・
Kero556さん、こんばんは。
No.6000でこれだけの美品は文化財級ですよ。
大体は使い込まれてボロボロですから。
確か病院の倉△○…。
私のほうも鉛筆削りのNo.7100をアップしてみました。
コーリンの鉛筆削りってなかなか売ってないですね。
追記*
思い出しましたが、私の持っている7100はドライバーも使わずに「クボタ文具店さん状態」に簡単に回転部を取り出せるようになっています。
多分、レバーを本体に固定している付け根の円形部分の二つの突起に指をかけてくるっと回して刃を交換するようになっていると思います。(試して壊しても補償無しですが・笑)
>・机に固定するための金具
…これは確か「クリンプ」と言う部品ですね。
NO.6000は流線的なフォームがイイですね。
私が持っているコーリンの鉛筆削り器は2台です。
電動えんぴつ削器(芯調整装置付)No.35
手動えんぴつ削器(芯調整装置付)No.7100
No.35は未使用の状態で入手出来ました。
「電動式鉛筆削器新発売記念」鉛筆5本入りケースが同梱されていました。
>NIKICHIさん、
No.7100拝見しました~。鉛筆を挟み固定する部分の材質についての推考、感心しながら読ませていただきました。確かに。ゴムって硬化しますもんね。鉛筆の頭についてる消しゴムも…(泣)。丸工マークも気になります。
No.6000の入手経路はヒミツです。ばればれですけども(笑)。
>NOMADEさん、
NOMADEさんも鉛筆削りをお持ちでしたか~。
電動もあったんですよねぇ。
手動ほどモノが出てこないので、あまり知られてはいませんけども。記念鉛筆付きまでお持ちとは、さすがです、NOMADEさん。
実は、メールでやりとりしている方で、やはり沢山コーリン鉛筆削りをお持ちの方がいらっしゃいます。
同志がたくさんいて、わたくし、とても心強いです(・∀・)!
>NIKICHIさん、
追伸でございます。
例のブツ、受け取りました。ありがとうございます~。
そして、さらに例のブツ、もうしばらくお待ちください。小さいからドコかへまぎれてしまった模様。連休中、死に物狂いで探します!(汗々)