昨日、ふと思い立って、日帰りで東京に行ってまいりました。…決して暇なわけではないのですが……忙しい時ほどオカシナ行動したくなるときってありますよね?ね?
目的は一人東京ブラブラ、当然銀座もターゲット。そして銀座に行けば、訪ねずにいられないのが五十音さん!毎回迷子になるけど行くのです!(笑)。

今回は、とてもいい出会いがありました。

それがこれ、コーリン鉛筆製の赤黒鉛筆No.700。
コーリン鉛筆 赤黒鉛筆
品番:700 硬度:黒芯2B/赤芯硬質
値段:180円(改訂前は120円)/ダース 発売時期:不明
木軸直径:7.7mm 芯直径:2.4mm

▲No.700
黒7:赤3ほどの割合かと思われます

以前、No.686のハイプレゼントとして同梱されていた黒赤鉛筆No.705をエントリーしましたが、
▼No.705(下)
コーリン鉛筆 赤黒鉛筆

赤黒鉛筆がたんなるおまけとしてではなく、商品として製造されていたことが、このNo.700で証明されたことになります。Colleenpencilfun_187_4

コーリン鉛筆 赤黒鉛筆 ▲上から張り付けた値札シールをはがすと、パッケージに印字された\120の文字が

つまり、土橋さんの「文具で楽しいひととき」その21 「ありそうでなかった組み合わせ」 トンボ鉛筆 黒赤鉛筆 木物語 2本セット 168円(税込)」の文章の中で言及されている『*黒と赤の2色鉛筆は30年ほど前に他社から販売されていたそうです。』の「他社」が指すのは、我らがコーリン鉛筆のことで間違いなし!と、わたくしKero556は断言しちゃいますよ★したいところですが、他社さんからも出てたようです。10.28追記部分をご覧ください~。
———–
2007.10.27(土)追記
土橋さんが、No.705エントリーへのコメントで、機会があればトンボさんに聞いてくださると仰ってくださいました。ので、楽しみに待ちたいと思います。よろしくお願いいたします~。コーリンでなかったとしても、当時そういう技術を持っていた会社が他にあった、ということが分かるわけですから、日本鉛筆史(大げさ?)において大切なことでしょう。
2007.10.28(日)さらに追記
コメント欄でNIKICHIさんから情報をいただきました。貴重な情報なので、本文でもご紹介。NIKICHIさん、ありがとうございます。m(_゛_)m
▼NIKICHIさんからのコメント

赤黒鉛筆ですが、地元薬局にてアイボール鉛筆さんの製品を購入しました。
これも三十年位は経ってそうですよ。
あまりいい写真じゃないですがURLを載せておきます。
http://karikachi.kitunebi.com/bungu/kokusan/eyeball.htm
土橋さんの記事を見た後にこれを発見しまして、「おぉー」と思った記憶があります。
ひょっとしたら、ヨット鉛筆などの大手で他にも製造している所があるかもしれませんね。

2007.11.10(土)追記
NIKICHIさんからの情報で、なんと、手帳用の小さな鉛筆にも、黒赤鉛筆が存在したとのこと。NIKICHIさんのサイトに掲載されています。みんな、ぜひご覧ください~。(NIKICHIさん、ありがとうございました。いつも感謝しております。 m(_゛_)m)
http://karikachi.kitunebi.com/bungu/colleen/techo.htm
————-

製品の出来としては、特徴が出ている、No.705の方が優れているのではないかと思います。売るのはNo.700ではなくNo.705にすればよかったのになぁ。それともNo.705も売られていたのかしら?

ところで、コーリン鉛筆製品には、時折製品番号がかぶるものがあります。たとえば、このNo.700は、のちに、図画用鉛筆にも使われています。

本エントリーが本家エントリー100本目になります。よくぞ一企業の廃番商品ばかりで1年・100本も続けられたなぁ~。でも、これからもまだまだ続きますよ!何せ、
裏テーマの謎が解明できていませんしね(笑)。皆さま、これからもお付き合いの程よろしくお願いいたします。

 

8 Responses to 赤黒鉛筆No.700・さらに追記/コーリン鉛筆(COLLEEN)

  1. NOMADE より:

    100おめでとうございます!
    毎回、必ず五十音さんのところには
    寄るのですが、
    時々、珍しいモノがあったり、
    なかったり....。
    ぺんてるの初代ケリーを見つけたのも
    五十音さんのところでした。

  2. Kero556 より:

    >NOMADEさん、
    ありがとうございますー。
    五十音さんはこまめに覗いた方がよいみたいですねぇ。
    >ぺんてる初代ケリー
    お恥ずかしながら、ケリーなるものを初めて知りました。
    1971年販売開始なんですね。36年前。
    古い商品を店頭に並べて常時売っているお店っていいですよね。

  3. nikichi より:

    赤黒鉛筆ですが、地元薬局にてアイボール鉛筆さんの製品を購入しました。
    これも三十年位は経ってそうですよ。
    あまりいい写真じゃないですがURLを載せておきます。
    土橋さんの記事を見た後にこれを発見しまして、「おぉー」と思った記憶があります。
    ひょっとしたら、ヨット鉛筆などの大手で他にも製造している所があるかもしれませんね。
    >NOMADEさん、
    ケリーはキャップ式のシャープペンシルですね。
    確か500円、1000円、1500円と三種類あって一般的?には1500円のタイプが有名です。
    復刻版が出るほどロングセラーというか人気商品でしたね。
    偶然ですが昔のケリーもこのアイボール№123と同じ店で購入しました。

  4. Kero556 より:

    >NIKICHIさん、
    アイボールさんからも赤黒鉛筆を出しておられたんですか。
    当時、割と一般的な技術だったのかもしれないですねー。
    写真ありがとうございます。ふむふむ…。
    本文少し変更しておきます(汗々
    それにしても薬局で購入とは。
    NIKICHIさんのアンテナはいつも広い!

  5. nikichi より:

    部屋を整理していて、コーリンの手帳用の黒赤鉛筆が一本あったのを思い出しましたので、アップしておきました。
    手帳用にも黒赤が…。さすがはコーリンさんですね。

  6. Kero556 より:

    >NIKICHIさん、
    おお!可愛い黒赤鉛筆ですねー。ちっちゃいのに、両色備えてるなんて優秀!やっぱりコーリンは偉いなぁ(←コレクター馬鹿w)
    上はNo.350そっくりですが、No.4496ですか。何が違うのかな…(-゛-)
    下のは初めて見ました。
    いろいろ種類があったのですね<手帳用
    NIKICHIさんのサイトはテーマごとに商品が一覧できるので、分かりやすい!
    特に、シャープペンシル、芯のページがとても素晴らしくて、いつも見てはうっとりしています。

  7. nikichi より:

    Kero556さん
    こんばんは。
    手帳用ですが、4496と50に関してはほんのちょっとだけ予備がありますので、よろしければ先日の写真集のお礼も兼ねてお送りしますがいかがでしょうか?。
    あとは、拙ページのシャーペン部門?をいつもご覧になってくださって有難うございます。少し芯のほうに追加しましたがお気づきになりましたか。
    最後のほうにトンボ鉛筆の「ウルトラ芯・金」というゴールド芯の類似品も掲載しておきました。塗装が溶け出しているようで、無理にばらしましたら一本折れてしまいました。ベトついてるものは大事なMPには入れづらいですねぇ。
    業務連絡…
    某SNSにハイピアスの5Hの硬度部分の画像アップしておきました。既にご覧になっておりましたらご容赦を。

  8. Kero556 より:

    >NIKICHIさん、
    4496&50、お願します~((○┓
    代わりと言っては何ですが、350をお嫁に出します。
    二人で4496と350の違いを探しましょう!(笑)。
    あ、送料がたくさんかかると申し訳ないので、コンパクト包装&メール便などでお願いします。
    業務連絡ありがとうございます。
    早速拝見してきました。
    写真からだと、4Hと同じ色味に見えます。
    4Bと5Bもほぼ同じ色なので、あり得るかもしれません<4Hと5Hが同じ色味
    トンボのウルトラ芯も拝見しました。
    うふふ。皆さん、必見ですよ!
    ぜひNIKICHIさんのサイトに行って、お確かめを~♪

Kero556 へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

WP-SpamFree by Pole Position Marketing