前回エントリーでご紹介したコーリン鉛筆No.1717(1)と、三菱鉛筆ダーマトグラフNo.7600の描き比べ、さらっといきます。
コーリン鉛筆 ダーマトグラフ No.1717

まずは紙に描いてみる。
ぐりぐり……。
コーリン鉛筆 ダーマトグラフ No.1717 
コーリン鉛筆 ダーマトグラフ No.1717
こうやってぐりぐりと色の上に色を重ねて、としつこく塗っていくと(笑)、さらりと描いただけでは気がつかない特徴が見えてきます。(色鉛筆を試すときは是非やってみてください~。他にもいろいろと見えてくるものがありマス。えらそうに言ってますが人からの受け売りです 笑)。

三菱のダーマトはムラなく綺麗に重ね塗りできるんですが、コーリンのは重ねたところが凸になります。
このあたりの差は、10年以上前の技術の芯と、今の技術の芯の違いかもしれませんので、一概にコーリン<三菱とは言えませんが、それでも、さすがペリシアを作った三菱だなと思わざるを得ません。コーリン君(♀)1敗!(笑)。

でも、ダーマトグラフの本来の用途は塗り絵じゃないもん。ガラスやプラに描くことだもん……と涙目になるコーリン君(♀)。こわい。
Colleen_mark_1

ということで、お次はペットボトルに書き書き。
コーリン鉛筆 ダーマトグラフ No.1717コーリン鉛筆は、多少ダマ(?)ができるものの濃く書けます。三菱鉛筆は均一に書けるものの若干薄い。
ん~~~ ドロー。

続いてガラス。

コーリン鉛筆 ダーマトグラフ No.1717
これは一目瞭然。綺麗に濃く書けるコーリン鉛筆の圧勝です。

ついでに使わなくなった携帯にも。
コーリン鉛筆 ダーマトグラフ No.1717
ライティングのせいで同じ濃さに見えますが、実際にはコーリン鉛筆の方が三菱鉛筆よりも視認性が良いです。

ついでに自分の腕にもぐりぐり描いてみたんですが、黄色という色のチョイスが悪かったのか、どちらも定着がよくありませんでした。

Kero556の結論。色鉛筆として紙に描くことを考えると三菱鉛筆ダーマトグラフの方が良い芯ですが、本来の使用目的からすると、このコーリン鉛筆のダーマトグラフの方が適っているんじゃないかなーと思ったり。ただ、芯が減ってきた時に、現場でいちいちナイフや鉛筆削りを使うのは面倒かもしれません…。そんな時には紙巻のダーマトNo.1818が最強かもです。

 

5 Responses to コーリン ダーマトグラフ No.1717(2)/コーリン鉛筆(COLLEEN)

  1. シュリンプ より:

    どうも、シュリンプです。二日連続のコメントありがとうございました。
    あの鉛筆の画像を見たとき、自分の中の「リサイクル鉛筆」の常識というか、概念が吹っ飛びました(笑)
    いや~鉛筆の世界は広いですね~。
    これからもいろいろ教えてください!

  2. けふこ より:

    コーリン君がこわい、じゃなくて、
    コーリンダーマトグラフの性能がよいのがよくわかりますね。(こういう性能比較が大好きで♪ ガラスに書いたのは、差がよくわかります)
    10年以上たっているのにダメになっていないのがすごいですね。なくなったのが惜しまれる~。

  3. Kero556 より:

    >シュリンプさん、
    芯+軸だけのシンプルな作りのくせに、知れば知るほど、世界が深く・広くなるのが鉛筆のすごいところですよねぇ。
    教えるだなんてとんでもないです>< 私こそ、皆さんに教えていただきながら色んなことを知ってる次第でして。
    これからもシュリンプさんの発見を楽しみに(&羨ましく)待ってますねー!
    >けふこさん、
    性能比較と言うとかっこ良いですね。これからはそう言おう…。
    そうなんですよ、ダーマトという機能性から言うと、コーリン君(♀)もなかなかヤルのです。美人薄命です(違っ)w

  4. より:

    2007/7/6付けの読売新聞朝刊6面を,是非,ご確認下さい。
    彼こそが,僕らの仲間で,コーリン/タイの立役者、井口君なのです!
    しばらく,音信不通でしたが,苦労の甲斐有って,頑張れているのを
    紙面で観て,涙が出ました。勇気がでました。

  5. Kero556 より:

    >橘さま
    コメント遅くなってしまってすいません。
    元コーリンの方でしょうか、それとも同級生の方だったり?
    あの新聞記事には私も感動させられました!
    特に、JAPAN LEADのくだりには…。

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