前回(ハイピアス Hi pierce(2)/コーリン鉛筆(COLLEEN))、前々回(ハイピアス Hi pierce(1)/コーリン鉛筆(COLLEEN))に引き続き、ハイピアスの話題です。

(1)でも述べましたが、ハイピアスは硬度によって頭の色が違っています。Bはクリーム色、そしてHは下にもあるように水色です。
どちらもとっても塗装が丁寧で、持っているだけで幸せな気分になれます(笑)。
コーリン鉛筆 ハイピアス

コーリン鉛筆 ハイピアス

分かりますかね?
矢印部分、盛り上がってます。臙脂色を塗った後に、水色・黒と重ね塗りをした証拠なんだろうと思います。なんだか塗装にばかりこだわってるように見えますが、軸木も芯もとても良い品です^^ ↓
コーリン鉛筆 ハイピアス

とある文具店の方に、1996年、95年のコーリン鉛筆の総合カタログを拝見させてもらったのですが(正確には、写真を送ってくださった)、そこにはハイピアスは無く、GORE G がフラッグシップ的な扱いで掲載されていました。もちろんCOREも良い鉛筆なのでしょうが、なぜハイピアスが途中でなくなってしまったのか…。ここからは、あくまでも私、Kero556の想像に過ぎないのですが、コスト的にあわなくなったんではないかと推測しています。それを上回るほどバカ売れしたのなら作り続けていたかもしれませんが、Hi-uniなどとの競争にもなったでしょうし……。
(もし、その辺りのご事情をご存知の方がいらしたら、メールででもよいので教えてくださると嬉しいです。もちろん差し支えのない程度で)。
しかし、あまりにも惜しい。製造されなくなり、またコーリン鉛筆自体も無くなってしまったのは惜し過ぎます。と思わざるを得ない逸品です。…少なくとも私にとっては。
もし、コーリン鉛筆が復活することがあれば、一番に復刻して欲しいものです。ほかの皆さんにもぜひ広く知って欲しいなぁ。

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さて。今年は集めたコーリン鉛筆のあれこれをこうやってBlogにした「始まり」の年でした。たくさんの方に見に来ていただいて、コメントやトラックバックも頂き、そして、記事を書くにあたって様々な方にお力添えを頂き、大変、たいへん感謝しています。本当にありがとうございます。
来年は、もっとたくさんのコーリン鉛筆を発見し、そして皆さんとのご縁を「育む」ことのできる一年にしていければと思います。

みなさん、どうか良いお年を!

 

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